平安時代からあったそうな
日本最古のお菓子と言われる椿餅。「つばい餅」などとも呼ばれます。
平安の昔、お菓子といえば、唐から伝来した揚げ菓子、果物の砂糖漬けなどでしたが、この椿餅は日本でできた最古の餅菓子と言われてます。平安時代、蹴鞠の後に召し上がったとか。
蹴鞠の後、さぞ美味しかった事でしょう!😊
椿餅が出てくるのは2月頃。蒸した道明寺粉の中に漉し餡が入ってます。それを椿の葉っぱで挟んであり、白と緑のコントラストが美しいお菓子です。3月頃から桜餅も出てきますが、こちらは椿の葉ではなく、大島桜の葉っぱを塩漬けしたもので挟んであり、桜の葉の香りがします。形態は似ていますね。
綺麗な形です。
中は漉し餡。
節分過ぎると、気分は春に向かいますが、一番寒い時期と言われます。椿餅をいただきながら春の訪れを楽しみに待つのも優雅な気分にさせられますね。ろうばいは満開!
良い香りがします。
花梅の蕾。季節は確実に進んでますね。